このページに記載されているツール類は、DCM4CHEE Archive 5.xサーバーが稼働している環境で使用するものです。
当推進会が無料で公開しているDCM4CHEE Archive 5.x for Windows PCインストーラーを使用すれば簡単にサーバーを用意できます。
以下の動画では、リカバリ+Windowsアップデートのみ行ったWindows 11 PCにDCM4CHEE Archive 5.xサーバーをインストールしています。
PCにあまり詳しくない方でもインストールは可能だと思います。
ニーズは低そうですが、小規模クリニック向けに無料公開を開始しました(現在、試験運用中です)。
具体的なアカウント登録、ダウンロード、インストール手順を解説した、下記の動画を参照してください。
機能追加、改善は現在も続いていますが、PACS関連のツール類も既に実用段階に入っています。 フリー(無料)PACSは、ORCA連携(クリニック向け)電子カルテ、業務支援ツールと共に複数の施設で稼働しています。 詳しくは、電子カルテ(クリニック向け)操作マニュアルのPACS関連を参照してください。
当推進会では、会員向けに以下のフリーPACS補完キットを準備中です。 フリーPACS補完キットもORCA(Ver.5.2.0)に連携して動作します(ORCAを使用している施設が対象となります)。 ORCAに登録された患者氏名で他院向け画像メディアが作成されたり、MWMサーバーを経由して患者基本情報が各モダリティに送信されたりします。
フリーPACS補完キットは機能的には完成しており複数施設で利用されています。 ただ、環境構築にはORCA認定事業所のようなサポート企業が必要な状況です。
フリーPACS補完キットの操作説明に関しては下記を参照してください。
・PACS画像は、WEASIS制御プログラム(DVLauncher)を経由して行います。
PACS画像ビューワー
・他院で撮影した画像メディア(CD-R/DVD-R)内のDICOMファイルを取り込み(インポート)を行います。
PACS画像インポート
・撮影した画像のメディア(CD-R/DVD-R)作成を行います。
画像メディア作成
現在、手軽にインストールが可能になるインストーラーを企画中です。 完全なPACS環境を簡単にセットアップできるインストーラーの開発を予定しています。
PACSサーバーは、DCM4CHEE Archive 5(dcm4chee-arc-light)を利用し、下記の機能が追加されます。 また、全ての機能はORCAの患者情報に連携して動作します(ORCAを使用していない環境では使用できません)。
一度は使用を断念したWEASISをストレスなく使用できるようにしたのが、WEASIS画像表示制御(DVLauncher)です。 各端末にキャッシュ用ディスクが必要になりますが、1~1.5万円程度の費用で快適なPACS閲覧が可能になります。
文章での説明では解りづらいと思うので動画を用意しました。瞬間的に起動し画像が表示されるWEASISの様子が解ると思います。
画像メディア(PDI)作成からレーベル印刷を行うまでの動画をYouTubeで公開しました。
他院のCD-R(PDI)から画像データを取り込む動画をYouTubeで公開しました。
無料会員向けに、このフリーPACS補完キットの配布を計画しています。 無料会員は、多施設展開していない無床のクリニックを予定しています。
PACSとは、PACSサーバーとビューワーで構成されるシステムを指すと思います。 2020年後半にクリニックのPACSシステム総入れ替えにチャレンジしていらい、完全なフリーPACS環境を構築すべく多数のツール開発などを続けてきました。
各モダリティで撮影した画像データを蓄えておく、NASのような存在です。 近年、HDDの価格が劇的に低下しています。 そのためかNASのような存在である、PACSサーバーは割高に感じられます。 例えば、10TB程度のPACSの見積もりを取ると4桁万円台もあり得ると思います。 一方、8TBのHDDは1.5万円程度です。 RAID6で20TBのPCを作成しても20万円程度となります。
googleでdcm4cheeを検索すると 「dcm4chee韓国国内の医療機関の脆弱なサーバをターゲットに拡散する...」 という記事がヒットしますが、これは古いバージョン(dcm4chee 2.x)の脆弱性であり、 当推進会が考えるpacsサーバーソフト(dcm4chee-arc-light)に脆弱性が見つかった訳ではありません。
PACSサーバーと通信を行い画像閲覧を行うソフト(または、それがインストールされたPC)を指します。 現状では、PACSを構築する上で最大の問題点だと思います。